旅先でフラッと入ったラーメン屋さんが好みど真ん中!京都のラーメンはうまかった!(マガミチオ風) 麺匠 一粒万倍(中京区・三条駅)

いやはや、すっかり油断しました。宿泊したOMO5京都祇園さんが鯖寿司の名店であるいづ重さんのすぐ近くだったもんで・・開店時間くらいにチェックアウトすれば、ホイっとお土産を買えるかな〜なんて軽く思っていたんですよ。

とんでもない!開店の10:45には行列で、しかも「お土産は昼過ぎにならないと店頭に並ばない」という猛カウンター!でもやっぱり食べたいから取り置きをお願いして、1時間ほど周辺をプラプラするとしましょう。

11時前、モーニングでも昼メシでもない、いかにも中途半端な時間。とりあえず開いているお店が多そうな方面に向かってみるかと三条大橋を渡り、なんとなく南西に歩いていたところ、今まさに看板とのれんが出てきたお店がある。

麺処 一粒万倍」さん・・宝くじ売り場によくそんなのぼりが立っていますが、麺処ということはラーメンかな?

らぁ麺か!京都のラーメンといえばこってりスープに青ネギどっさりなイメージですが、写真を見るとまるで逆のような。

いわゆる鶏清湯といったジャンルでしょうか。濃そうな醤油とか三つ葉とか、愛する埼玉の四つ葉さんみたいなビジュアルじゃないの。ああ、身体が勝手に〜。

お店に入ってすぐに券売機があります。選択肢は醤油・しお・つけ麺・煮干・まぜそば。あとはトッピングとライスとお酒で、餃子とかのサイドメニューはナシの潔さ。醤油のらぁ麺800円に味玉100円をつけますか。

券売機の横にはセルフの給水器がある。一杯もらおうと思ったら、やや、レモン入りの水か冷たいほうじ茶を選べるのか。これはちょっと嬉しいね。

お待たせしましたと出てきたのはおおむね2分半、はやい!

おお、清楚で見目麗しいラーメンではありませんか。鶏油の油膜も頼もしいスープを一口いただけば、まず熱い!そして丸鶏の旨味たっぷり、見た目の通り醤油が濃いけど後味が切れる。やだ、これ大好き。

麺は粒々が見えますね。全粒粉ですかーッ!でもザラつきは皆無、パツプツっとした歯切れが気持ち良い。加水は少なめのようで、スープがたっぷり絡んで嬉しいじゃないか。

三つ葉の下には玉ねぎみじんがたっぷり、甘味と爽やかさが加速してうんまいなあ。

なが〜い穂先メンマはやわやわで良い食感。前菜にも口直しにも優れものです。

味玉は黄身のトロ加減が素敵で、注文してよかった。ハードボイルドはおでんだけでいいぜ。

黒胡椒だけでなく、京都の千鳥酢に花椒まである味変部隊。餃子はないからまぜそばやつけ麺に使うのかな?通常では後半戦で胡椒をかけるところですが、依然変わらぬおいしさだからこのままでいいや。

レアチャーシューかと思いきや、思ったより歯ごたえがあるのは軽い燻製なのだろうか。見切れましたがトリ肉がね、しっとりして素晴らしいの。コレがもう一枚増えるなら特製もアリだったな。

ズルズルズルチューと箸も止まらず完食、ごちそうさま!旅先でふらっと入ったラーメンがまさに好みなんて、旅情200%じゃありませんか。

ただ一つ問題が。時間つぶしを兼ねていたはずなのに、お店を出たのが11時10分すぎくらいですよ。オペレーション良すぎと早食いのツインターボだ。

三条から四条とテクテク歩き回って無事買えました。今回初めて「極上」を買ってみたけど、極上すぎて笑ってしまいましたわ。どこを向いてもウマい店ばかりの京都、怖い!

麺匠 一粒万倍 京都府京都市中京区大黒町71 ワールド会館 1F

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