町中華もいいけど町寿司も楽しいぞ。ひそかに続く情報の少ないお寿司屋さんシリーズ、籠原その② 鮨 良明(深谷市・籠原駅)

いつもの天田屋本店さんまでお酒の買い出し。車に箱を積み込んで時計を見れば、おおむね11時半というところ。この辺の昼メシスポット・・国道17号沿いにお店はたくさんあるけど、とにかく混む道だから避けたいな。

17号手前の旧中山道に行ったことないお寿司屋さんがあった気がする。よし、行ってみよう。

旧中山道を深谷方面に向かってたどり着いたのは「鮨 良明」さん。駐車場はお店の前に3台分くらいあります。

真っ白にはためく暖簾を潜って入店、お店も暖簾に負けずピカピカだ。カウンターと小上がりがある、いかにも町のお寿司屋さんといった店内。L字カウンターのカドをいただきましょう。

ランチがお手頃な価格で、なんと土曜もオッケーですって。握り 大って小上がり卓のお客さんに運ばれていったモノかな?ゲタからあふれんばかりに盛り込まれていたけど、アレで1,300円はお得すぎやしませんか?同じものでいいかな。

しかし特上の上、最特上というモノを見てみたい気持ちもある。よし、テッペンを取るのだ!最特上寿司を願いま〜す。

お寿司屋さんのお茶はいつだって美味しい。

カボチャと漬物がサーっと出てくるのも嬉しい。ぽっくり煮えたカボチャがお茶請けにもってこいです。

大将が握り終えるであろうその頃に、奥様がアサリの味噌汁を運んでくださる阿吽の呼吸。これでもかと貝の旨みに満ち満ちているぞ。

来ました最特上寿司!なんだここは築地か小樽かという豪華なおしゅしが並びますが、深谷市のご当地キャラふっかちゃんを見て海ナシ埼玉だったことを思い出します。

甘エビは3尾ものってしまうお大尽仕様。しっかり酢が効いたご飯で甘味が際立ちますね。

グンマ埼玉のお寿司屋さんでよくお目にかかる気がするカズノコ。好物なので嬉しい。パリパリと弾ける音も味のうち。

北の国から三連星。きっとここらへんが最特上ゾーンでしょう。

目の前で切り開いてくれたホタテは一口で食べるのが大変なくらいご立派。イクラは醤油が強めで軍艦特化型ですね。立派な木箱から引っ越してきたウニと連続でいただくと・・うむ、左手が空振りした。さ、酒・・酒を・・!(お茶ズズー)

ネギトロが裏巻きなのも、きっと最特上だから。見た目でも差をつけているのです、たぶん。ちなみに裏巻きのやり方を見ることができて勉強になりました。

マグロの赤身はございません、トロ*2です。だって最特上だもの。サラリと溶ける脂に酔いしれていると、「ランチを1つ、持ち帰りにしてくれる?」なんてお客さんが入ってきました。ちょっと待ってください。そんな粋な寿司屋さんの使い方ってある?

手早く握って折に詰める大将、ニコニコとお茶を出す奥様、ジャージ姿で近況を話すお客。う〜ん、地域に愛されるお店の姿がここに!

分厚く、甘く、ふっくらと焼かれた玉子焼きは大将のウデマエと優しさの証。

最特上の名に恥じぬ、海ナシ県であることを忘れてしまうお寿司でした。でも目の前で折に詰められていくランチも900円の内容ではなさそうです。小肌の輝きとかね・・昼間にお寿司だけ食べるならランチ握りの大が本命と見ました。

もうちょっと家から近ければな、夜に来てイカ焼とカツオの叩きと裏巻きで飲んで、ホタテと光り物でシメたいところなんだけどな・・まあいい、次はランチ握り大、決めた。

鮨 良明 埼玉県深谷市東方2050

籠原のお寿司屋さんその①

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