熱帯魚のごとく色鮮やかなカオマン!1日分の野菜は摂ったも同然だ! Chai.com(チャイドットコム)桐生市

インドネパールペルーブラジルその他もろもろ、各国料理に困らないグンマの工業地帯。ところがぼくの好物であるタイ料理店は結構少ない。

桐生市に良いお店があると小耳に挟んだので行ってみたら、なんか臨時休業らしくフラれてしまった。

簡単に諦めてどうする!緑のメンコ、不屈の塊!何度でも行くのじゃー!と気負って来てみたら、ごく普通にOPENの札が出ているじゃないか。「Chai.com」さんに入店だー。たぶんチャイドットコムと読む。駐車場は広めで安心です。

例によって開店早々に突入したので、入口付近で何か作業していた店員さんと鉢合わせてしまった。すみません、ひとりなんですが…あ、どこでも大丈夫ですか。では窓際のテーブル席に。

なんて瀟洒な作りでしょう。ホントにグンマ?タイの雑貨なんかも売っているようだ。

メニューがハードカバーでやたらと厚い。タイ料理のどこまで網羅しているのだろうか。

名刺がわりのおすすめメニューはあじあんプレート。選べるタイカレー・タイ米・ヤムウンセン・トートマンプラーという盛りだくさんセットです。

タイ料理と言ったらトムヤムクン、なのか?トムヤムヌードルにトムヤムプレート…トムヤムにライスヌードルを入れたらそりゃウマいよね。

メニューが大きくてみんな見切れてますが気にしない。パカパオガイはいわゆるガパオライスですね。

そして来た来たカオマンガイ!海南鶏飯!蒸料理の為少々お時間…え!頼んでから蒸すの?そんなの嬉しくてメガネがくもるじゃないか。

もうタイ風ナシゴレンとか気にしている場合ではない、カオマン…いや、まだまだ続きがあるしもう少し見るか。

でぇ〜!パクチーチャーハン限定5食なんてキラーメニューがあったぞい。一番乗りだから余裕であるよね…カオマンとコレのどちらにするか・・ザットイズザ問題だ。

冷やしラープ・フォーやガイ・ヤーンも通常なら選択肢にバッチリ入りますが、今回はスルー。いや、冷やしのフォーって気になるんだけどね。

ついでに後半は鉄板ナポリタンとか納豆チャーハンとか謎メニューもあって面白いじゃないか。辛いの苦手な人用かな?

結局いつものデンでカオマンガイを頼んでしまった…他のタイ料理知らんのかね。

スープとヤムウンセンのセットもつけまして、まずはスープ。ノーマルなかき玉スープに見えながら、正体はエキゾチックな香り漂うアジアンなスープで嬉しい。

ヤムウンセン、つまり春雨サラダはナンプラーとライムがビシッと効いてこいつはウマい、もう一杯!このライム使いがいかにもタイ!ピリ辛をあまり感じないのは高めの辛さ耐性ゆえでしょう。

そしてメイン、人生カオマン史上で最も彩り豊かであろうビューティーなカオマンガイ!ミスター味っ子の「金魚の冷やし中華」を思い出したのは秘密。

金魚の尾ビレは野菜サラダコーナーですね。意外にもフレンチなドレッシングで、前菜としても口直しとしても良い仕事をしてくれそうです。

このカオマンはどう攻めるのが正解なんだ…まずご飯とトリの味を楽しんで、然るのちに周囲の野菜と混ぜ混ぜしながら食べるのかな?

とりあえずゴマがたくさんのソースをかけてしまおう。ほうほう、ヤムウンセンはいかにもアジアンな刺激でしたが、こちらは甘味が強いコク深な感じ。

コメとトリとパクチーをまとめてガブー。ふぉ、ホントの本気で蒸し立てだよ!あっつい!

いいですね、トリのウマ汁がご飯に染み染み。カオマンのメインはご飯よね。コメはジャポニカっぽいけど、もっちりしてこれはこれでアリだな。

みじん切りの野菜とコメを混ぜるとちょうどパラパラになる〜。見た目以上に量が多いけど、野菜たちにつけられた酸味でなんだかんだ食べてしまう〜。カオマンでこんなに満腹になったの初めてだ!

想像とは違ったオリジナルカオマンでした!こりゃ面白かった。地元の太田市に支店もできらしいので、次はそっちでパクチーチャーハンだ!あとヤムウンセン。とにかくウマいぞヤムウンセン。

Chai.com 群馬県桐生市境野町7-191-2

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